NO 130 初雪が石巻を覆い隠し、東松島市野蒜の風景

石巻市に今年も初雪が降りました、朝に歩道の雪は掃き出して　

滑らないようにしました、これが石巻市内の例年の雪掻きです、　

石巻市内は積もって多いときで10Cm位です。これまで転勤で　　

山形県米沢市に3年過ごしたときが有りました、その時は大雪の

年で市内で180Cm位降り、雪が積もり、妻には一生分の雪掻き　

　をしたから、今後は雪掻きのしなくて良い所に転勤しますから　　　

と言われ、東京に転勤したことを思い出しました、冬になると　　　

やっぱり雪の降らない石巻が良いです、浜風がとても冷たい　　　

ですが、太陽が昇り青空が見える石巻が良いですね　　　　　　　　

　　　　　　歩道や花壇が真っ白になりました、商店の前の歩道の雪をかたずける
　　　　　　風景が見受けられました、これまでと違い空き地が多い雪片付けされない
　　　　　　歩道が見受けられます

　　　毎月11日の前後の土日に東京から中野さんが石巻にやって来ます。そして

　　　気仙沼・南三陸・女川と回って歩き復興状況を見て歩いています、彼が歩い

　　　ている歩道は今朝彼が綺麗に竹箒で掃いて雪を片付けてくれた歩道です

　　　また来月来ますといって女川に向けて寒い中を石巻駅に向かって行きました　　　　　　　

　　　　　裏の畑のコスモスにも雪が積もりました、コスモスの頭に綿帽子綺麗です

　　　　この雪の下の畑には今タマネギを植えています雪の中でも頑張っています

　　　ここから下の写真は12月7日現在の東松島市東名

　　　・野蒜の風景です少しづつですが復興されています

　　　　仙台からJR仙石線は高城町まで復旧され電車が動いています、そこから
　　　　石巻方向に電車の復興は進んでいないと思っていましたが、東名浜の近く
　　　　まで線路の復旧工事が進められていました。

　　　　　　この写真は野蒜の住宅があった地区で向こうがわに海が有ります、　
　　　　　　家が一軒も残っていません、松並木が続く夏に遊びに来たところです

　　　　　　　向こうに見える建物は簡易保険センタで松林の中に立っていました、

　　　　　　　その向こうに野蒜の海水浴場が有ったところです。

　　　　写真の白い建物は野蒜小学校で沢山の方が避難した所に津波が体育館の

　　　　一階を何もかも流してしまったところです、私が津波後最初に見た災害場所

　　　　です、どの様に表現していいか解かりません。

　　　　野蒜駅です、この駅舎は奥の山側に移転するそうです、その為かまだ片付け
　　　　られていませんでした

　　　写真の向こう電柱が3本建っている左奥の林の中で私は電車に乗っていて
　　　震災と津波を受けました、その思い出の場所に来たくなります、今の私が
　　　ここから始まったからかも、それより私がここが好きなのはこの前に広がる
　　　田圃です。この田圃にも津波は入って来ましたが、昨年の秋にはこの田圃の
　　　持ち主は耕し何度と無く水を入れ海水を流し今年春からお米を作った田圃です
　　　米粒が落ちているのでしょう、下の写真に白鳥が写っています、沢山の白鳥が
　　　餌のお米を拾っていました、人間は素晴しい諦めないで頑張る人間が好きです