2011年11月16日水曜日

NO80 我が家の修理が始まりました

        いよいよ我が家の修理が始まりました、避難所の閉鎖も今月行われ、
        家の修理を急いで進められてきています。今日は仙台市内の山に
        初冠雪・関山峠にも雪が降りました。しかし大工さんの数が足りません
        一人で何箇所も掛け持ちでやっているようで中々完成までに時間が
        掛かっています。そこで私は実家の有る山形から従兄弟の知り合いの
        大工さんに来てもらうことにしました。通えないので我が家の二階に
        住んで修理をお願いすることにしました。一ヶ月位で完成する予定です。
        宮城県内の大工さんだけでは手が足りないはずですので、よその県
        から応援の大工さんを入れて早く温かい部屋を作ってください。沢山
        やれば収入が増えるのは分かりますがもう直ぐ寒い冬がやってきます、
        良くお客様は誰といわれますが、被災に会った皆のために一日でも
        早く修理を完了させたいものです。

     
       今日は修理初日壁や床を取り除く作業から始まりました。茶の間・台所の
       床下はボランティアの人たちにお願いして夏前にヘドロの取り除きは完了し
       これまで乾燥してきました。でもヘドロホコリガ舞い上がってきます。マスクを
       放せません。

      仏壇の下の箪笥をやっと引き出すことが出来ました。床と張り付いている為に
      引き出せなくなっていました。中身はすっかり水に使って使い物にはならなく
      なっていました。

               打合せをしながら効率よく作業を進めていきます。


         夕方には茶の間・台所の壁や床の解体が終えることが出来ました。



       写真に写っている白いボール状の球はEMと言うバクティリアが入っている
       土団子です。土も何万年も前の粘土状の土にバクティリアを入れで球状に
        して乾燥させたもので、石みたいに硬くなっています、そうすることによって
       バクティリアの入っている土が徐々に溶け出し長持ちをさせるのだそうです。
       本来は川や堀等の浄化に利用しているのだそうです。床下に入れるは始め
       てだそうです。夏休み前にEM菌の水溶性を頂石巻市内床下などに散布し
       ました。そのときの説明はEM菌がヘドロの中の臭みなどの雑菌を食って
       臭わなくなると言うことでした。
       今回私の家には床下には団子状のEM菌・壁には塗り壁に混ぜて浄化
       しようとしています。多分全国で始めての試みかと思います。これと言う
       のも今回修理してくれる工務店の社長は、山形県のNPO環境U-ネット
       やまがたの副理事長をやっている方で、震災後度々石巻に来てEM菌
       を撒布してくれていたのだそうです。出来上がりがとても楽しみです。



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